• 文字サイズ
  • 縮小
  • 拡大
  • 文字色・背景色
デフォルト背景

浸出水循環システムによる効果的なpH低下工法の社会実装

プロジェクト概要

廃止措置開始から既に25年以上が経過している廃棄物最終処分場について,自然降雨の浸透水のみによる「洗い出し」では,浸出水を場外排水できるpH基準に低下するまでには100年超を要することが明らかになった。また,水処理費等の多額の維持管理費を要すると共に,水処理施設やプラント設備の更新時期も迫っている状況であり,廃棄物最終処分場の現実的かつ経済的な早期pH低下法の確立が求められた。本プロジェクトでは,自然降雨等の浸透水のみによる「洗い出し」に頼るのではなく,中和した浸出水を洗い出し用の浸透水として循環させるシステムを用いることで,まずは効果的なpH低下法の実現可能性を実験的に検証し,本技術の早期社会実装に繋げることを目的とする.

ページトップ